愛する動物は最後まで面倒をみてあげましょう。
大切な家族です。
目次:
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◆良い動物病院かどうかのチェック項目◆
※ペット仲間を増やすことでコミニケションをつくります。
※お互いの信頼がなければ情報交換は無理です。
※ペットを褒めたり自分の情報を出しましょう
※抽象的・感覚的な情報は役に立ちません
※口コミは生な情報です。上手に利用しましょう
1.わかり易く金額を提示してくれるか
2.飼い主に事情をよく聞いてくれるか
3.これで絶対治るなどと安請け合いをするか
4.いきなり高額の手術を提案してこないか
5.治療について選択肢を用意したり
メリット・デメリットを説明してくれるか
6.具体的な病名とそれに対する治療方法や
治療費及び治療期間の確認が出来るか
7.飼い主に負担がかからず難しい病気も治せたか
8.その動物病院では治療不可の場合、
専門医・高度治療専門病院への紹介も出来るか
※価格は千差万別ですが、動物病院を選ぶ基準は
技術と信用を重視しましょう
1.難しいことをわかりやすく人に伝える
能力は知識が整理していないと出来ない
1.病気の説明の後に治療方針を説明し、
それに従って治療を始める獣医師は信頼できる
1.手術費や入院費などの見積もりも内訳まで
数字を出してくる獣医師は信用できる
2.手術が経済的に不可の場合でも通院での
治療法を考え細かく対応してくれる
3.今の病院では設備的に不十分であれば
専門医や専門設備の整った病院を紹介してくれる
1.窓口で説明された薬もどんな薬で
どんな作用があるのか尋ねてみましょう
※副腎皮質ホルモンは有効な薬ですが、
免疫力の低下や体重増加の副作用があります
長期使用では甲状腺や腎臓の機能障害を
起こしますので投与の量は重要です
※薬はなるべく、餌に混ぜないで単独で与える。
飲ませ方も獣医に指導してもらう
1.治療と予防以外に餌やしつけについても
勉強している獣医は安心できる
1.獣医師の質や技量は年齢や
出身大学卒では決まらないことを自覚しよう
1.最近は女性の獣医師も増え、
勉強熱心であり相談もしやすいようです。
1.獣医師との信頼関係はペットにとって大事なこと
※初診料もそうですが大事なデーターも
紹介先に移行できる関係が必要です
※何をどれ位食べたか?/水はどれだけ飲んだか?/
薬は全部飲んだか?/排尿・排便はあったか?/
排尿・排便の回数は?/嘔吐をしたか?/嘔吐の回数は?
※時間の経過順に客観的な記録が重要
・・・ccやgの単位を使用する
1.ワクチンや検査等で訪問した際は混んでいなければ
日頃の疑問を相談してみる
※爪を切ってもらう/散歩のついでに体重チェック/
フィラリア薬は月1回ごとに取りに行く/
トリマーがいる病院ならトリミングを依頼/
ペットフードを動物病院で買う
1.良い獣医師や病院は忙しい
・・他のペット患者も大事な仲間
2.担当獣医以外でも聞ける限りのことは聞く
3.担当医でなければならない時は飼い主の電話番号を
知らせて対応時間を決めておく
4.また、こちらから電話をする際は都合のよい時間を
確認しておくことがマナーです
1.担当獣医不在で見習い獣医の対応が
不安でしたら相談してみること
1.10日以上の治療や入院は飼い主の負担が
増大するので治療見通しを確認する
2.病気のより詳しい説明を要望し求める
3.通院回数の削減が可能かの相談
4.自宅では治療できないかの確認
5.専門医にかかる方がよいのか、
また紹介してもらえるのかの相談
6.安楽死を必要とするのかその場合の
対処についての確認と相談
1.予防接種を受けておくことで伝染病の
可能性が排除でき、病名が絞れる
2.その為、治療の対応が早くなり
無駄な検査をしなくて済む
1.体温計は市販のもので充分ですが
獣医に使用方法は確認しておく
※暴れるペットは家庭では無理なので獣医に任せる
1.家族で動物病院に行く場合は
よく観察して意見は1つにまとめておく
1.ペットの病歴や悪化した時期などをまとめた
メモやワクチンの証明書を持参する
2.いつから飼っているのか?/餌はどんな物を
何回与えているか?/1回の食事の量は?/
飼っている場所は屋外か屋内か?/その他の動物も
飼っているのか?/その種類は?/
病気になったのは初めてか?
/事故にあったことがあるか?等
正確であればあるほど
敏速的確な対処が早く行えます。
3.他の獣医にかかっていたのであれば
その情報も伝えて薬の過剰投与を防ぎましょう
1.ペットを一番面倒を見ている人が
代表になり病状を説明する
2.家族で話を統一する内容には、
予算/旅行などの中止/主な世話係/通院のローテーション/
手術な際の対応/問い合わせ等の
担当者を決めておくことが必要です
1.同じように言われないか不案になって治療に専念できない
1.スタッフがそろわないなど
診療体制が手薄の場合がある
1.毎日、規則正しい時間の中で
同じように接すると異常が発見しやすい
1.3歳以上の犬・猫は80%以上が歯周病を生じている
2.猫には虫歯はなく、犬にはまれにあるそうです
3.歯のトラブルは歯周疾患がほとんど
4.歯周疾患は口臭の発生や
抜歯、全身疾患への影響があります
1.インフォームド・コンセント
※患者が自分の病気と医療行為について、
知りたいことを"知る権利"があり、
治療方法を自分で決める
"決定する権利"を持つことをいう。
個人主義の意識が高いアメリカで
生まれ、80年代半ばから
日本でも必要性が認識されてきている。
1.あとどの位、
治療しなければならないのか、またその費用は?
2.カードなど分割での支払いは可能か?
3.予算の範囲内での治療の方法を相談
4.延命治療について、費用と方法を相談
5.予算内で出来る治療方法の選択肢と
メリット・デメリットの確認と相談
1.手術にかかる費用の内訳
1.獣医師の人件費
2.動物看護士の人件費
3.麻酔薬費用
4.輸液や抗生物質費用
5.縫合用の糸やペットシーツなどの消耗品
6.器材費用
7.X線フィルム代
8.検査費用
2.手術後の通院費・治療費
1.分割などの支払いも可能か確認しましょう
※在宅治療の条件
1.自宅に病人や幼児など介護が必要な人がいない事
2.定期的に決められた日に通院できる事
3.症状に変化があった場合でもすぐ獣医に連絡できる事
4.常に誰かしら介護の出来る状態である事
5.獣医師の指示に従った投薬行為が出来る事
6.常に食事や尿の量などを観察・記録できる事
7.ペットが安心できるよう人の出入りが
激しくないところで介護できる事
8.緊急事態が起こった場合でも動物病院へ行くことが出来る事
1.急患が常に優先されるので
待ち時間が長くなる傾向
2.診療データはかかりつけの
動物病院に送られる
3.初診料は割高に設定している
4.必要な検査も全て初めからするので
診療費は高くなる
5.治療後はかかりつけの動物病院へ
戻らなければならない
1.来院前にまずは電話連絡をする
2.夜間救急動物診療所の所在地を確認する
(出来れば駐車場もあれば聞く)
3.出来れば2人以上で来院したほうがよい
4.受付では的確に要領よく症状等を説明する
5.かかりつけの動物病院からの情報も持参する
6.深夜の場合は出来る限り静かに行動し迷惑をかけない
7.来院しても症状や緊急性が
優先される事を了解しておく
1.毛布
2.体温計
3.ペット用ヒーター
4.ビニール袋
5.保冷剤
6.タオル
7.テイシュペーパー
8.現金またはクレジットカード
1.かかりつけの獣医に相談しよう
(勉強熱心な獣医でないと難しい)
2.紹介状を書いてもらおう
(専門医との交流がなければ難しい)
3.専門に診断してもらう前に
かかりつけの診療データをそろえておく
4.病状などは要領よく説明し
記録があれば持参する
5.治療後はかかりつけの獣医に
検査結果などを報告し指示を仰ぐ
★参考文献:
こんな動物のお医者さんにかかりたい!
著者:似内恵子(獣医師)
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