ペット関連の情報

ペット関連動物情報局

愛するペット関連の情報を集めています




4.家庭でのペット介護と看護ケアの心がまえ


ペット介護とは、
動物自身が持っている治癒力を引き出すための
環境や栄養を整えること。

家族の一員のペットも
高齢になれば病気を心配します。

ここでは介護の基本姿勢と看護ケアを
家庭でも出来る範囲でお調べしました。




★ 家庭でのペット介護と看護ケアの基本



ペット介護は飼い主の日常生活に支障がない
範囲で行なう事が大切で過剰な負担は避ける。


ペット介護が必要なケースは急性と慢性があり

前者は骨折や急性な病気で後者は完全治癒が

不可の場合で糖尿病や慢性腎不全などがある。
慢性の場合は介護も長期化するので症状が
悪化しないように苦痛を少しでも和らげる
看護ケアが必要です。

普段、ペットが過ごす環境についても、
気をつかう必要があります。

室温・湿度の維持、空気の流れの把握など、
快適な環境になっているかを
こまめにチェックします。

また、出来るだけ行動範囲を把握して
緊急時に対処します。


そのほか、ペットの発汗具合や
姿勢の確認なども必要になります。
さらに、ペットを介護する方のケアも、
看護ケアに含まれます。

ペットの苦しみを目の当たりにし、
ペットを介護する方にも
精神的ダメージがおよぶ場合があります。

動物病院の先生に相談して
家族ができることをアドバイスしてもらったり、
専門家に胸の内を吐き出したりなど、
精神的なケアも必要です。





★ ペット介護の基本は怪我や病気を
悪化させないこと



□ ペット介護は長期戦です。
頑張り過ぎず客観的にペットの気持ちになってケアする。


□ ペットの闘病生活では、まず第一に床ずれに注意する。

□ 床ずれはヒザやヒジの外側に出来やすい。
10kg以上の中型・大型犬は特に注意する。

□ 常に清潔にして、1日数回は向きを変え、
出来やすい場所にタオルやクッションを置く。

□ 胴長・短足のペットは腰痛(椎間板ヘルニア)に注意する。

□ 椎間板ヘルニアは放置すると神経麻痺が
おきて半身不随にもなる病気です。

□ 椎間板ヘルニアは足がもつれる、
抱っこの時に痛がる、
排泄が困難などの症状がある。

□ 椎間板ヘルニアは冷やすと
症状が悪化するので夏の冷房や冬の外気に注意する。




下半身麻痺になった場合のリハビリ法

★ 水中遊泳法


たらいなどのペットが入れる容器に、
体温ぐらいのぬるま湯を少し入れ、
犬や猫を静かにいれて、
徐々にお湯を増やす。

ペットは足がつかないと
泳ぐのでこれを毎日続ける。

浮力により体重がかからない為、
麻痺した足が動くので
次に徐々にお湯の量を減らす事で
容器の底を蹴るようになる。

注意点は容器の底にゴムマットなど
やわらかいもので保護しておくことです。



ペットが寝たきりにならないようリハビリは大切です。
ただ、長く続けるには飼い主の根気と
愛情がなによりも必要ですので、
頑張ってください。





病気予防には目のケアが大切です


★ 白内障と緑内障のケアについて



□ 白内障のパターン 1.先天性の白内障→
チンやパグに多い。 目の水晶体が濁っている

□ 白内障のパターン 2.老化現象→
老年性白内障 瞳の端が徐々に白く濁り放射線状になる

□ 白内障のパターン 3.若年性白内障→
遺伝や生活環境の変化 生後6ケ月~2歳半ぐらい



白内障は早めの処置が重要です。ペットがつまずいたり、
ぶつかったりしたら注意しましょう



□ 緑内障は眼球の圧力(眼圧)が異常に高くなり
視神経の萎縮して失明する怖い病気です。

□ 緑内障は軽度は薬や注射で、重度は手術で対処します。
早期発見の為に定期検査します。

□ 高齢のペットの場合は臭覚や聴覚も弱ってきているので
それなりの対応をしましょう。

□ 目ヤニも色が黄色や緑色ぽかったら要注意です。
病気の可能性があるので診察しましょう



ペットは目の病気を自覚しませんが、
見えない不安はありますので心遣いが必要です。




★ 犬や猫などのペットの介護について


日頃の犬や猫の介護のチェックポイント



□ 涙目や目ヤニなど目の周辺の汚れを注意して
疾患がないか確認する。

□ 歯が抜けたり、口臭がひどい、硬いものが食べられないや
歯石があるときは治療する

□ 歩き方や行動注意する。
犬は散歩のときに走らなくなり
猫は高い所から飛び降りないなど

□ 毛並みのツヤが悪い、
かゆがる動作、抜け毛やフケがある場合は
要診断やブラッシング。

□ 内臓機能の低下に注意する。
特に犬は心臓病、
猫は腎不全に注意が必要です。





ウサギやハムスターなどの小動物の介護について



★ ウサギやハムスターは
暑さと湿気が苦手です



ウサギやハムスターのケージは直接日光が当たらず、
気温の変化のない場所が最適です。

風も苦手なのでエアコンの風が
直接当たるのを避けてください。

特に、ハムスターは冬眠すると体力低下で
病気になりやすいので冬眠を避けましょう。





★ 日頃のウサギ介護のチェックポイント



□ 目や目の周辺の汚れや濡れている時は
風邪や呼吸器系の疾患を注意する。

□ 歯の伸びすぎに注意する。
不正交合で噛めなくなり
食欲が落ちる。硬いものを与える。

□ 歩き方に注意する。
骨が軽いので衝撃に弱く、
骨折や脱臼になりやすい。

□ 下痢は命にかかわる病気の可能性が
あるので診察してもらう。

□ 皮膚炎に注意する。
毛並みのツヤが悪い場合やかゆがる動作が
ある場合は要診断。

□ ダニの寄生に注意する。
耳垢が大量に出たり赤くただれたり
変な臭いがしないか点検する



★ 日頃のハムスター介護のチェックポイント



□ 涙目や目ヤニを注意する。
結膜炎や角膜炎の可能性も。
ゲージの汚れも病気の原因。

□ 歯の伸びすぎに注意する。
不正交合で噛めなくなり食欲が落ちる。
硬いものを与える。

□ 体調が悪いとツメや歯が伸びる。
伸びすぎは病気の原因になる。

□ 体毛の汚れは病気の可能性がある。
病気など体調が悪いと毛づくろいをしなくなる。

□ ダニの寄生に注意する。
ミミがピンと立っていなく
クシャクシャベッタリの場合は病気

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